HHKBから分割キーボードへ。今は無線のCornixを使っている

入社2年目の頃、「いいキーボードを使っているほうがプロっぽいし、やる気も出るだろう」と思い、Amazonで約3万円のHHKBを購入しました。白いJIS配列のモデルです。

その後、黒いUS配列へ買い替え、分割キーボードにも手を出しました。ハンダ付けを伴う自作は動かせないまま終わりましたが、今は無線のCornixを仕事のメインにしています。家では、トラックボール付きのcool642tb-miniを練習中です。

キーボード 選んだ理由 困った点・調整したこと この遍歴での使い方
HHKB 白・JIS配列 プロっぽい道具への憧れ 白い筐体の黄ばみが気になった 最初は自宅、その後会社へ持ち込み
HHKB 黒・US配列 黒い見た目と、記号の配置への納得 両手を前に寄せる姿勢が窮屈だった 分割へ移る前の自宅作業
Hatsukey70 分割キーボードを使いたくて、ハンダ付けの練習も兼ねた 一部のキーが動かず、原因を切り分けられなかった 組み立てを断念
Corne V4 Chocolate ハンダ付け不要で使い始められる 分割配置への慣れと、ホームポジションの目印 Cornixが届くまで使用
Cornix 見た目と無線接続 キーマップを調整。スイッチ交換後も打鍵音が残った 今の仕事のメイン
cool642tb-mini 乾電池式、トラックボール一体型、持ち運べる小ささ 長押しの判定と、トラックボール接触時の誤操作 家でブログ執筆・プログラミングをしながら練習中

最初は見た目や道具への憧れで買いましたが、使い続けるうちに、配列、腕を置く姿勢、接続方法も気になるようになりました。

分割キーボードを選ぶ時、私の失敗から先に見たいのは組み立てと配列です。ハンダ付けも含めて試したいならHatsukey70の挫折、組み立てを避けたいならCorne、無線で仕事に使いたいならCornixの記録が近いと思います。トラックボールまで一体にしたいならcool642tb-miniですが、私はまだ家で練習中です。完成品でも自分のキー配置へ慣れる手間は残りました。

購入時の金額は、Cornix本体が27,154円、Corne V4がキーキャップ・キースイッチ込みで34,661円、cool642tb-miniが32,500円でした。Cornixの交換用Voidスイッチは別途50キー分で8,100円です。現在の販売価格ではなく、私が買った時の記録です。

Cornixは到着まで約3か月かかったことで返金が発生し、本体は実質タダになりました。購入時の本体価格は27,154円で、実質タダは自分の注文で返金を受けた後の負担です。金額と待った経緯は、個別のCornixの記事にも残しました。

白いHHKBから黒いUS配列へ。配列は1週間ほど迷った

コロナ禍の頃、会社のノートPCのキーボードをアルコールで掃除したところ、入力がおかしくなりました。「A」を押したら「Z」が出るなど、仕事に使えない状態です。

自宅にあった白いHHKBを会社に持ち込みましたが、今度はその黄ばみが気になりました。買い替えるなら、色は黒にしようと考えました。

ただ、配列はすぐには決まりませんでした。慣れているJISのままにするか、USへ変えるか。1週間ほど悩みました。

US配列のキー配置や、プログラミングで記号を入力する時の、Shiftを押した場合と押さない場合の記号の組み合わせが、私には分かりやすく感じられました。そうした配置に納得できたことも、USを選んだ理由です。

色は黄ばみが気になるので黒、配列は使う時の配置を考えてUS。そうして黒いHHKBを購入しました。

黒いHHKBのUS配列

撫でるように入力できる打鍵感は気に入っていて、コロナ禍の自宅作業でも使い続けました。

HHKBを買い替えた時の詳しい記録

分割キーボードが気になり、ハンダ付けの練習も兼ねて買った

分割キーボードは、コロナの頃から気になっていました。当時見ていたのはErgoArrowsProです。長時間の作業で肩こりがつらくなり、両手を体の前に寄せて打つ姿勢も窮屈に感じていました。

YouTubeの影響もあります。分割キーボードの動画がおすすめに出てくるようになり、いくつか見るうちに、使ってみたい気持ちが強くなりました。

ただ、購入に踏み切れずにいました。特にハンダ付けが、自分には難しそうだったのです。

2026年の正月、練習も兼ねてHatsukey70を購入しました。キーボード本体だけでなく、ハンダごてなどの機材を揃えるお金もかかりました。ハンダごてにもハンダにも種類があるんだ、と知るところからです。

作業自体は思いのほか楽しく、3時間ほど組み立てる中で、少しずつ慣れてきた感覚もありました。ところが、PCにつなぐと一部のキーが反応しません。

うまく接合できたつもりだったのに、動かない。作業に手応えがあった分、原因が分からないことへの徒労感や怒りもありました。ハンダ付けの不備なのか、基板なのか、ソフトウェアなのか、自分では切り分けられず、組み立てを諦めました。

Corne V4で分割に慣れた

自作を諦めた後、Cornixを注文しました。ただ、なかなか連絡が来ず、届くのか不安になりました。

その待ち時間に、遊舎工房でハンダ付け不要のCorne V4 Chocolateを見つけ、購入しました。

左右をケーブルでつないだCorne V4 Chocolate

最初は左右に分かれた配置とロープロファイルのキーに慣れず、指が思うように動きませんでした。それでも、肩を開いた姿勢で打てるのは楽でした。

ホームポジションの突起がないキーキャップを選んだため、指の位置を見失うこともありました。レジンで目印を作りましたが、後から剥がれてしまい、最終的には突起付きのキーキャップへ替えました。

こうして分割キーボードには慣れました。有線であることも、少し気になった記憶があります。

Hatsukey70の組み立てと、Corne V4を使い始めた記録

3か月待ったCornixが、今のメイン

Cornixは、見た目に惹かれたことに加えて、無線で使えることも購入の理由でした。AliExpressで注文しましたが、手元に届くまで約3か月かかりました。

仕事で使っている左右分割のCornix

届いた実物の重量感と高級感は気に入りました。Corneを使っていたので、分割配置そのものにも慣れていました。

ただ、そのまますぐ仕事で使えたわけではありません。家で3日ほど練習しながら、Corneに近い配置に変えたり、仕事でよく使うキーを押しやすくしたりしました。長押しによるレイヤー切り替えも、自分には入力しづらかったため、別の配置に変更しました。

打鍵音には不満もあります。「カチカチ」「ペチペチ」という音が気になり、静音スイッチのVoid Low-profile POM Switchesへ交換しました。

交換後の入力感は気に入っていますが、Enterなどを強く打った時の「ペチッ」という音は残っています。音の問題は解決していません。それでも、今はタイピングのしやすさとレイアウトが気に入っていて、仕事のメインにしています。

AliExpressで注文してから、仕事で使うまでの記録

cool642tb-miniは今も練習中

Cornixを使いながら、持ち運びやマウス操作も含めて、別のキーボードを探し始めました。

内蔵のリチウムイオン電池の発火リスクが気になり、乾電池式を探していました。さらに、マウスと手を往復しなくて済むトラックボール一体型であること、持ち運べる小ささ。この条件で見つけたのがcool642tb-miniでした。

入荷通知を2回見逃して買えず、次のBOOTHの通知では30分以内に購入しました。

乾電池とトラックボールを備えたcool642tb-mini

ところが、使い始めるとびっくりするほど入力できません。使っているキーマップでは、長押しや複数キーの同時押しを使い分ける必要があり、その判定に慣れませんでした。

タイピング中にトラックボールへ触れると、意図せずマウス操作用のレイヤーに切り替わることもありました。文字を打つつもりがクリックになり、ブラウザがリロードされてしまいます。寿司打でも、最後まで打ち切れないことがありました。

スイッチを軽い静音のものへ替え、マウス操作用レイヤーの左右クリックも、J/Kの位置からO/Pの位置へ移しました。

今は家でブログを書いたり、プログラミングをしたりしながら練習しています。まだCornixほど速く打てません。トラックボール込みでどこまで使えるかを試しているところで、いずれは出張でも使いたいです。

cool642tb-miniのスイッチとキーマップを調整した記録

仕事ではCornix、家ではcool642tb-miniを練習している

HHKBの打鍵感は好きでしたが、肩を開いて打ちたいと思って分割キーボードを探し始めました。自作は動かせずに終わったものの、Corne V4で分割配置に慣れ、その後は見た目と無線にも惹かれたCornixへ移りました。

今、仕事で使っているCornixは、気に入った見た目と無線接続に加えて、練習と調整で慣れたキーマップが揃っています。打鍵音は直し切れていませんが、毎日の入力には使い続けています。

家で練習しているcool642tb-miniには、トラックボールと持ち運びやすさを求めています。文字を打つ速さではまだCornixに及びませんが、それだけで使うのをやめず、マウス操作まで含めて試しています。仕事では慣れたCornixを使い、家では出張で使えるように練習する。今はこの使い分けを続けています。

確認した公式情報

製品仕様の確認日:2026年9月26日。購入の経緯や使用感は、私自身の体験です。

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